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比叡山での20年間の修行に見切りをつけられた親鸞聖人(しんらんしょうにん)は、山を下りて、京都の六角堂にこもられました。
しかし、100日間の祈願を続けられましたが、後生の一大事を解決することはできなかったのです。
絶望された親鸞聖人は、まるで夢遊病者のように京都の街をさまよい歩かれるのでした。
鴨川に架かる四条大橋の上で、たたずんでおられた時のことです。たまたま通りかかった一人の男性が、「親鸞殿?」と声をかけてきました。
かつて、比叡山で一緒に修行していた友人・聖覚法印(せいかくほういん)だったのです。
親鸞聖人の苦悩を理解した聖覚法印は、「あなたのその苦しみは、必ず解決できます。ぜひ法然上人にお会いしてください」と勧めました。
親鸞聖人は、ようやく一条の光を見つけられ、吉水の法然上人を訪ねられたのです。
それは建仁元年(1201)、29歳の春のことでした。
映画に登場する四条大橋と吉水草庵の旧跡を訪ねてみましょう。
京都駅から、地下鉄烏丸線に乗り、2つめの駅・四条で降ります。乗車時間は、わずか4分でした。
地上へ出て、にぎやかな四条通を東山方面へ歩きます。この辺りが京都で最大の繁華街・四条河原町です。大通りの両側には、大丸、高島屋などのデパートや土産物店、飲食店などが立ち並んでいます。
まもなく、鴨川に架かる四条大橋が見えてきます。 橋を渡ると祇園です。京都でも有数の観光名所なので、四条大橋を行き交う人が多く、とても混雑していました。
親鸞聖人は、この橋から鴨川の流れを見つめながら、呆然とたたずんでおられたのでした。
800年前も、この辺りは都の中心地だったので、混雑していたのではないでしょうか。そんな中、友人の聖覚法印が声をかけてくれたからこそ、法然上人にお会いすることができたのです。
法然上人の吉水草庵は、現在の円山公園の近くにあったといわれています。
(『月刊 人生の目的』令和7年10月号より一部抜粋)
88ページ/A4変型
定価:700円(税込)
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