お経(おきょう)
釈迦は35歳で無上のさとりを開いて仏となられてから、80歳で亡くなられるまで、教えを説かれました。その数は膨大で、七千巻以上のお経として残されています。総称して「一切経」といわれます。そのお経を読むことを「読経」といいます。
通夜や葬儀では、「長いお経を読んでもらえば、死んだばあちゃんも、極楽に往けるだろう」とか、「亡くなった人への一番のごちそうは読経だ」などと言っている人があります。また、墓前での読経を希望する人もあるでしょう。このようなことから、「お経は死者のためにある」と思っている人は少なくありません。
しかし、それは誤解なのです。なぜなら、お経は、釈迦が、生きている人を相手になされた説法の記録だからです。では、「お経に説かれている釈迦の教え」とは、どんなことでしょうか。
仏教とは、一言でいえば、「平生ただ今、永久に変わらぬ幸せになれる」という教えなのです。だから釈迦は、「命が終わってからでは遅いのですよ。生きている今、仏教を聞いて、一日も早く、その身になりなさい」と勧められたのです。
(『月刊 人生の目的』令和7年7月号より一部抜粋)
88ページ/A4変型
定価:700円(税込)
続きの主な内容
①お経
・永久に変わらぬ幸せ者に
②貪欲
・己の望むものを際限なく求める心
・人間を支配する五欲
・欲を満たせば幸せか
・欲は、なぜ恐ろしいか
・人の評価は当てにならない
③瞋恚
・欲が邪魔されると腹が立つ心
④弥陀の誓願
・永久に変わらぬ幸せに必ず救うと誓われた
阿弥陀仏のお約束
・親鸞聖人の教えは「弥陀の誓願」ただ一つ
・無上の幸せになるために、私たちは生きている
・仏教を聞く唯一の目的
全文は本誌をごらんください。
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