利他(親切)を実践すると、小さな悩みは吹き飛ぶ

生きがいの7番め、「困っている人を助ける」に話を進めます。まず思い浮かぶのは、見返りを求めずに人助けをする「奉仕活動」でしょう。道路や公園のゴミ拾い・掃除に始まり、子どもたちの登下校・学習・食事を手助けする、高齢者のサポート、被災者や難民の救援など、多岐にわたります。それらの奉仕活動を、町内で順番が回ってきたからとか、学校で「奉仕体験の時間」が決められているからなどの理由でするのではなく、あくまで自分から進んで行うのが「ボランティア」です。「奉仕活動」や「ボランティア」と聞くと、ハードルが高くて自分とは無縁だと感じる人がいるので、「他人を幸せにしようとする行い」全般を表す、「利他」という仏教用語を使って話を進めます。「利他」の詳しい意味はあとで述べますが、日常語で「親切」と置き換えてもよいでしょう。
利他は、生きがいの一つというより、利他こそ最も生きがいを感じられる行為なのです。それほど利他と生きがいには、密接な関係があります。
そもそも生きがいとは何か、改めて考えてみましょう。
(『月刊 人生の目的』令和7年12月号より一部抜粋)

88ページ/A4変型
定価:700円(税込)
続きの主な内容
- 生きがいとは
- 肝っ玉母さん、利他を説く生まれ変わった暴走族の若者
- 利他(親切)は誰でもできる経典に説かれた「無財の七施」
- 心の余裕を取り戻しましょう
全文は本誌をごらんください。
『月刊 人生の目的』は書店ではお求めになれません。
ネットショップまたはお電話にて、ご注文ください。
単品注文は、税込1万円未満の場合は送料350円となります。
定期購読は送料無料でお得です。


