親鸞聖人が、百日間こもられた六角堂を訪ねて

親鸞聖人は29歳の時に、比叡山から下りて六角堂に百日間、参籠されました。

では、なぜ百日間も六角堂にこもられたのでしょうか。

また、六角堂とは、どのような場所なのでしょうか。

(中略)

幼くして両親を亡くされた親鸞聖人は、「次は自分の番だ」「死んだらどうなるのか」と驚かれました。誰もが、いつか必ず直面する大問題です。この大問題を、仏教では、「後生の一大事」といいます。

親鸞聖人は、後生の一大事を解決し、永久に変わらぬ幸せになりたいと、九歳で出家して比叡山へ登り、天台宗の僧侶となられました。

天台宗は法華経に従って、戒律を守り、欲や怒りなどの煩悩を断ち切って助かろうとする教えです。

ところが、どれだけ厳しい修行に打ち込んでも、煩悩をなくすことも、減らすこともできず、親鸞聖人は大きな壁に直面されます。

映画には、深夜の比叡山から、月明かりに照らされた琵琶湖を眺め、「なぜ私の心は、あの湖のように、静まらないのだろうか。静めようとすればするほど煩悩の波が逆巻く……」とつぶやかれる、悲壮な親鸞聖人の姿が描かれています。

(『月刊 人生の目的』令和7年8月号より一部抜粋)

80ページ/A4変型

定価:700円(税込)


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